いのちの太陽たち

がん患者にとって、これほど元気をもらえる本はないかもしれない。
藤井しのぶ著『いのちの太陽たち』(人間出版)。

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1巻から5巻まで。計29名のとびきりの笑顔が表紙のこの本。
登場するのはすべて、がんを克服した方たち。

突然病名を告げられ、あるいは慌て、悲しみ、呆然とし…。
しかし自分で治すと決め、それぞれの方法で歩き始め、歩き続ける。

控えめな人、豪快な人…。いろいろな方がおられるのに、
不思議とどの話も、自分に重なるところがある。

そしてどの方の治し方からも、
自分の治し方へのヒントがいただける。

どの方の人生にも、偶然に見えて必然の出会いがあり、
ドラマ以上にドラマチック。

次の人はどんな人?
ワクワクしながら読み進めることができた。

家族の絆を強めた人、断ち切った人。
幸せの形は様々。

仕事を辞めた人、続けた人、新たな仕事に出会った人。
これもまたそれぞれ。

共通しているのは、台風のあとの澄み切った空のように、
晴れ晴れとした気持ちで、新しい人生を謳歌し、

がんになる前よりも元気に、幸せに生きていること。

がんを治すには、ガンを治した人の体験談を、
シャワーのように浴びることだと、

ガン患研代表の川竹文夫さんはおっしゃる。

「ガンは治らない病気だ」という誤った認識のままでは、
治るものも治らない。

「やることをしっかりやれば、ガンは治るんだ」ということが、
心から信じられるようになる1冊、いや5冊である。

延ばしていた受診の日を、10月6日に決めた。
ひとまず、あと3週間。「凡事徹底」あるのみ。

朝歩く公園

半一人暮らしをするようになり、朝歩く公園も変わった。
新しい住まいから1キロほどのところにある公園の入口。

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反対側から見たところ。

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スペインはバルセロナのグエル公園を思わせる。

道沿いに、運動器具が設置してある。右側はグラウンド。
テニスコートに、バスケットコートもある。

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公園の東側は、ずっと木陰を歩くことができる。
冬になったら、ずっと日なたの西側を歩こう。

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太郎次郎と凧揚げに来た思い出や、すぐ東側の車道を、信号待ちで
化粧の続きをしながら、職場へと車を走らせた記憶が蘇る。

今は一人で静かに歩きながら、風のそよぎ、鳥の声、
緑のゆらぎをじっくりと味わっている。なんという贅沢!

歩いている人は多いが、同年配の女性は見当たらない。
そりゃそうだ、家族を持つ女性たちが一番忙しい時間帯。

こんな贅沢を許してくれる家族に感謝、である。

微妙に色合いの違う百日紅が、競うように咲いている。

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自宅からウォーキングに出かけていた公園も、
満開の百日紅が迎えてくれていたが、

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8月の終わりに行くと、見事に切り取られ、
花がなくなっていてビックリ!

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夜中に花火をして騒ぐなど、よからぬ輩がいたのだろうが、
緑蔭のない、見通しのよすぎる公園は、何とも興ざめである。

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虫歯ではありませんでした

前歯の裏側が欠けた、とばかり思っていたのだが、
歯医者さんは診ると、即座に、

「これは、ずっと前に入れた詰め物が外れたんですね」と言い、
表面をほんの少し削って、なめらかにした後、

歯と同色の詰め物を入れてくれた。
10分足らずで、治療完了!

虫歯かな、と思っていた両側の犬歯も着色のみで、虫歯はなし。
よかった~。どうも大変、お騒がせしました。

そういえば、鏡の中に、上の前歯の裏側が黒ずんでいるのを
発見した時、デジャヴを感じたのよね。

もう10年近く前になるけど、「こんなところが虫歯になるなんて!」
と、ショックを受けたことを、忘れていたことがショックだったし、

詰め物をしたなんて、まったく覚えがない。
今度は、脳の方が心配になってくるのだった。

歳を重ねると、いろいろある。
4月の下旬も、目が痛くて、眼科に行ったら、

検査の結果、目の機能には異常がなかったものの、
医師は私の顔を見るなり、「眼瞼下垂ですね」と言った。

目の痛み、頭痛などの不快な症状も、
瞼の垂れ下がりからくるというのだ。

「眼瞼下垂は、簡単な手術ならうちでもできますが、
 見栄えを気にするなら、いい病院を紹介しますよ」と言われ、

調べてみると、切らない手術など、いろいろな手術方法が
あるのだった。知らないことって、まだまだたくさんある。

眼瞼下垂は、一度なったら治らない、と聞いたけれど、手当ての
ついでに温めていると、少しだけマシになってきている気がする。

よく考えたら、4月の下旬と言えば、太郎が引っ越しを終え、
義母が近くに転院してきて、次郎は修学旅行が終わったところ。

抗がん剤治療継続中で、何より義父が息を引き取る少し前のこと。
疲れがピークだったのだ。

自慢じゃあないが、53歳。
「下垂」しているのは、まぶただけではない。

時の流れには抗わず、けれども、自分にできることをして、
元気に過ごしていきたいと思う。

鏡に向かってリラックス。眉やおでこに力を入れずに自分の眼を
見たとき、黒目の中心の瞳孔に、まぶたが覆いかぶさっていたら、

あなたも眼瞼下垂、かも。